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けれど…体がいうことを聞いてくれない…。
マーモン『僕もベルのことを信頼していたさ。けど…ベル。僕よりも、もっとベルのことを考えてくれてる人がいるよ。』
ベル『そんな奴…いねぇよ!オレにはマーモンだけだ!』
マーモン『いや…いるさ。案外近くに居るもんなのさ。』
そう言って…ふとミーのことを見ている気がした。
マーモンさんの体がだんだん薄れていく。
ベル『マーモン!?体が…』
マーモン『あぁ。そろそろ行かなくちゃな。…じゃあな』
ベル『やだやだ!マーモン!!!』
センパイは玩具を買って貰えなかった子供みたいに駄々をこねる。マーモンさんを強く抱きしめた。
けれど…マーモンさんは霧となって消えていく。
ズキズキ…あぁ。もう痛い。
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