東方封魔伝
場所・定義設定:冥界
冥界について
冥界とは一般にいう『死者の行き着く場』である。
使者の行き着く場には大きく2つが存在する。
それは、”彼岸”と”冥界”である。
彼岸(別枠参照)は純粋に死んだものの魂のたどり着く最果ての地である。
彼岸にはたどり着いた魂を裁く裁判所があると言われ、この裁判所で『善行を積んだ』と判断されたものが冥界に行くことができる。
冥界とは裁判所で善行を積んだと判断されてきた魂が一時的に留まる場であり、死者の行き着く場というよりは『輪廻転生を待つ場』である。
それ故、ここには多種多様な存在が集まっている。
これらの中で唯一共通している点は、存在するものは全て魂(霊魂)だということだ。
霊魂となって存在しているものは敷地内にいる幽霊だけでなく、植物や動物までもがそうである。
これらの存在は皆、自分が転生して新たな命を迎える瞬間を待っているのだ。
冥界は顕界(現世、生き物が当たり前として生きている場所)と隔たっており、その存在も不安定な異界であるためこれを管理する者が存在する。
現在この冥界の管理をしているのは西行寺家である。
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