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いっぱち物語(仮)
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もじゃと同じくれージミーの事嫌いだったりする。どっちつかずな態度で、「自分が我慢すれば」なんて自己陶酔に浸ってんじゃん。ケッ。逃げよーって意志も無いのに、何もせず、何も言わないで助けてもらおーなんて虫が良すぎでっすー。付き合いきれましぇーん。

しかも最近ジミーがオレを見る目が恨みがましいのは気のせいかしら?視線がチクチク刺さんの。

もーやつを視界に入れんよーにしてっからわからんちん。

「え?童貞?」

「時間差か」

もーインチョー、マジ空気読めしー。






あれ?なーんか向こうっかわから声?が?ん?

「ちょいちょいちょーい。インチョー、向こうから声しねー?」

なーんかあんま穏やかじゃない感じの。

「委員から連絡が入った。転入生の制裁現場に行き当たったらしい。人手が足りない。行くぞ」

「ちょいストップってば!向こうから声!どーすんだっつの!」

「む。ならば見張っててくれ。何があろうとも絶対手を出すな。こっちが済み次第駆けつける。いいか、見ているだけでいい。わかったか?」

見てるだけ、ね。まー状況が状況だし、第三者の証言があれば何かあっても罰する事はできる。

「イエッサー!家政婦ばりに見とく!」

「家政婦だと?うちはアルバイトは禁止だぞ」

「うんそーねバイバイ」

「うんバイバイ、あ」

あ、釣られてやんのw無表情なのに耳だけあけーしwマジちょーウケるw

その後インチョーと分かれて、声した方に向かったんだけど…

あんれまー…ビンゴだよ。マジちょータイムリー。仲良し子よしで楽しんでる声だったらいーなー、て思っとったらおめーかいジミー!

ジミーの制裁現場に遭遇!ぎゃふん!しかも佳境!

「こんな平凡に勃たねーって」

「でも意外と肌白いぞ、こいつ」

「顔見なけりゃイケんじゃね?」

げろ。オス同士の交尾は見たくねーです。

これ見てるだけってのもキッチーわ。でも相手は3人、分が悪すぎる。ジミーは当然戦力外だし、1人ならともかく残りにバック取られたらヤバいし、木ばっかで袋小路が無いから、誘き出して1人ずつ片付けんのもムリ。選択授業で柔道取ってるし、サムにも相手してもらってるけど、体が覚えるくらいやり込んでるわけでもないし、とーぜん段位も持ってない。結局はスポーツ柔道だから実践でどこまで通用するかわかんないし、そもそもケンカとかしたことねーし。どーすんべ。

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あきゅろす。
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