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いっぱち物語(仮)
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手ぇ出すなってゆわれたもんなー、見てるだけって…ん゙〜〜〜…

「コラコラ!キミ達犯罪はいけないよ!お父さんとお母さんが泣いちゃうよ!」

木の陰からミッ鬼ー調に言ってみる。

「誰だ!出て来い!」

「じぇしぇこいしょいわりぇしぇでぇりゅびゃかはいな――」

「どっちだよ!!!」

おっとツッコミ入りましたー!あざーす!

二回目は怒ナル怒で「出て来いと言われて出るバカはいないよ」と言ったんさー。途中でツッコまれたけどね!

「ともかく、弱いもの虐めは止めるんだ!」

「今度は怒ラかよ。しかも大山のぶよ」

「怒ラちゃ〜ん。出ておいで〜」

「何もしねぇから〜。とは言わねーけど〜」

ギャハギャハ笑ってるけど、全然朗らかな状況じゃねーから!でも時間稼がなきゃ!

「出て来ねーならこっちからいくぜ」

「逃げたらこの平凡どうなっても知んねぇぞ」

マジでか!まーよ、マイクやスピーカーが有るわけでなし、声を分散させる事もできねーから仕方ねーけど、木の上登ってた方がよかったか?いやムリだわ。木登りなんて小学校低学年以来登ってねーっちゅーねん。

「ほーらつ〜かま〜え、え、会…計?」

「おハロー」

めっかっちゃった。

「は?会計?マジかよ」

マジです。やっべ、早く来いってインチョー!

「とりあえず、そのジミー君離してやってくださいよー。お願いしますからー」

神経逆撫でせんよーに下手に出てみる。なのにこの3バカ、ニチャニチャしながら「どうするよ?」「スッゲ、大物釣れたんじゃね?」「でもデッカくね?」とか言いながら、視線でオレの体を舐め回す。ちゅーかこいつ等の会話うぜー。

「悪いけど、こいつヤれっつって命令されてんだわ」

「そーそー、でもどーおしても止めて欲しいなら、聞いてやらないでもない、かな〜?」

「イッパチく〜ん、俺等にヤられちゃわない?」

またギャハギャハ言ってる。

クマさんの授業前に突っ込まれんのはイヤですから!

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あきゅろす。
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