[
携帯モード]
[
URL送信]
深い闇の底で見つけた光
03
「…薫って女の人の知り合い、いた?」
「…っ!」
…いないんだ。
まあ私も、薫が千鶴以外の人と喋ってたの見たことないしな。いつも一人でいたし。
「別に女の人じゃなくて薫でいいよ。気にしないから」
「…そこらへんにいる奴連れて来る」
そう言うと薫は外に出て行ってしまった。
結局、一人では着物も着れず、ただボケーと薫を待つしかなかった。
[*前へ]
[次へ#]
[
小説ナビ
|
小説大賞
]
無料HPエムペ!