ねこっかわいがり・5(※18禁)


「はぁ……は、あ、わ、悪ぃ……」
 汚れたアカギの服を見ながら、カイジは申し訳なさそうに謝る。
 だがその顔は二度の射精の快楽に放心状態で、うつろに潤んだ瞳は焦点を結んでいなかった。
 それでも尚、鎌首を擡げたままのカイジのモノを見ながら、アカギは汚れた上着を脱ぎ捨てる。

 床に仰向けに寝転がり、
「……乗って?」
 と促せば、その意図を把握したカイジは頬を真っ赤に染めながらも、おずおずとアカギの体の上に逆向きに這った。
 目の前でぴくぴくと震えるイチモツから、自分の下肢の方へ目線を移すと、服の上からでもわかる膨らみに釘付けになっているカイジの様子が覗え、アカギは笑う。
 ゆっくりとベルトを外し、見せつけるようにジッパーを下ろしていくと、カイジがごくりと唾を飲み込み、下着の上からソコを咥えこんだ。
 薄い布をベタベタに濡らしながら、カイジが必死にそれを愛撫し始めたのを確認して、アカギはカイジの陰茎をぺろりと舐め上げた。
「はっ……あぅ! ん、んんっ……!」
 途端、口淫を止めてしまうカイジに、
「ほら、続けて……?」
 と呼びかけて、アカギはカイジのソコを大きく口に含んだ。
 二度の射精で幹に纏わり付いていた精液を飲み下しつつ、尿道に残ったものも吸い出すように舌を使う。
「あっ、やっ、ん、んく……っ」
 快感に身を震わせながらも、カイジは言われたとおりに愛撫を再開させる。
 薄い布一枚隔てた状態のフェラチオはもどかしいが、鼻にかかった甘い喘ぎ声は腰を擽られるような性感をもたらす。
 その声がもっと聞きたくて、アカギはカイジの弱いところを重点的に責め始める。
 雁首をぐるりと舐め、尖らせた舌で鈴口を嬲り、深く咥えこんで唾液を絡めながらしゃぶっていると、濃い先走りの味が舌を刺した。
「あっ、ぁふ……ああ、ぁ……」
 快楽に呑まれつつ、カイジも負けじとアカギのモノを取り出す。大きく育って天を仰ぐそれに心臓をバクバクいわせながら、そっと舌を絡ませて舐め始める。
 たちまち反応し、さらに硬度を増す男根に気分を良くして、嬉しそうに舐めしゃぶるカイジに、アカギは思わずため息を漏らした。



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