ねこっかわいがり・4(※18禁)
待ち望んでいたアカギの舌を、カイジはむしゃぶりつくように吸い上げた。
「ん、く……っ、んん……っ」
自らの舌を絡め、ちゅくちゅくと音をたてながら、まるで仔猫が母猫の乳を吸うように脇目も振らず、一心不乱に吸い続ける。
舌の根本が鈍く痛むほどの激しさに、アカギは低く喉を鳴らし、無理矢理唇を離した。
「あ、あっ、ん、ぁふ……」
むずかるように喘ぎながら、アカギの舌を追って赤い舌を差し出すカイジの着ているシャツをはだけさせると、胸の突起は既に興奮で硬く立ち上がっていた。
「クク……変態」
「ひっ! あっ、だめ……っ!」
軽く指で弾いてから、口に含んでたっぷりと唾液を絡ませて舐め上げると、カイジは猫耳をびくびく震わせながら首を左右に振った。
だが反対に、カイジの腕はアカギの頭を抱え込み、きつく抱きしめて離すまいとしている。
時折、戯れに歯を立てつつ、ぬるついたいやらしい舌使いでソコを責め続けると、カイジの喘ぎが切迫しだした。
「あっ、や、それ、それだめ……っ! あっ、ふあぁ……!」
びくびくと強く背をしならせ、その後体の力が抜けたようにくったりしてしまったカイジに、まさか、と思い、アカギはカイジの履いているジーンズに手を伸ばす。
「あっ、や、……やめろっ……!」
荒くなった呼吸を整えているカイジが制止するのも聞かず、下履きごと剥ぎ取れば、ぷるんと飛び出した性器は白濁にまみれ、ベタベタに濡れて下履きから糸を引いていた。
「……あれだけでイったの?」
くすりと笑ってアカギが言うと、
「うぅ……」
と唸って、カイジは恥ずかしそうに耳を伏せてしまった。
しかし、またたびの効力は凄まじいらしく、カイジの態度とは裏腹に、達したばかりの雄はぬめぬめと光ったまま、また勃ち上がり始めていた。
「やらしい……」
ぼそりと呟いたアカギの視線の先に自分のモノがあるのに気づき、カイジは慌てて掌でそれを隠そうとする。
「み、見るなよっ……!」
必死に体を縮こまらせて隠そうとする、その姿に嗜虐心を刺激され、アカギは片頬を吊り上げて酷薄な笑みを見せた。
「もっかいくらい、いけるんじゃない……?」
「えっ……? あっ、や、嫌だぁ……っ!」
さっきとは逆側の乳首を同じように口に含み、舐り上げると泣きそうな声が上がる。
激しく身悶えする体に構わず、やさしく舌で転がしては吸い上げてやると、カイジはまた高く鳴き声を上げてアカギの腹に白濁をぶちまけた。
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