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「華を織る」
06
「ここは私が」
「‥‥宮古」
「華剣は早く!」
白夜から目を逸らさずに呟く様に言う宮古に、一瞬桜木は躊躇った後。
「頼む!」
白夜の脇をすり抜けると、陽光の元へと飛び出して行った。
「‥‥」
「‥‥」
木立の中には。
白夜と宮古の二人だけが残された。
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