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今僕がいる場所は、この学校の呼び出し場としては有名な北校舎の裏。

目の前には、先程まで天使の様だった美人さん達。

でも、今は恐い顔をしています…

こ、こわい…。


「ちょっとあんた聞いてんの!?」

僕の反応がお気に召さなかったのか、一人の猫目の気が強そうな可愛い系の子が僕をドンと押して、僕は壁に背中を打ち付けられた。

けっこう大きな音はしたものの、目の前にいる美人さん達は全員僕より小柄で、あまり力もなかったために、そんなには痛くなかった。

「ねぇ、コイツでかくない?」

その内の一人、この中で1番小さいと思われる子…多分150p もなさそうな子が、今気付いたとばかりにふといった。

「うわぁ〜マジ!?」

「猫背ってやつぅ〜!?」
「え〜、キモい上にデカイなんて最悪ぅ〜」

その一人の言葉に同調する他の方々。

気持ち悪いのは、お………おっほん!…………。

「…す、すみません…」

僕は美人さん達の神経を逆なでしないように、慎重に言葉を選んで呟くようにいった。
僕は確かに、175pと背は高い方だと思う。

普段は猫背のために小さくみられがちだけれども。

「あんたなんかと龍治さまぢゃ釣り合わないんだから!」

「身の程をわきまえろよ!」

「あんた自分の顔鏡でみたことあんの!?」

「どんな汚い手を使ったんだよ!!」

黄土色の声でヒステリックに叫ぶ目の前の方々。

僕が予想してた言葉の羅列。…ていうか、誰かいい加減に気付いてください!
僕達が男同士だということに!!

誰もツッコミを入れてくれないこの状況…この学校はホモばっかりなんですか!?

と僕に叫べるはずもなく…
だいたい、話したこともないのに、いきなり告白されて、困っているのは僕の方なのに。

多分…いや、絶対に罰ゲームだよ。そうに決まってる!

僕はそれを伝えるために口を開こうとした。

しかし、僕の言いたかった言葉は、この中で、1番可愛いと思われる人に遮られた。

美人さんは僕の前まできた。そして、次の瞬間美人さんが言った言葉に僕は驚きを隠せなかった。

「コイツ、カラダで取りいったんじゃない?」













…なんですと!?

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あきゅろす。
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