[携帯モード] [URL送信]

拍手小説

−2時間後−


「わーい☆またかった☆」
「千尋は強いねぇ〜」

「予想通りッつーか」

「そうだな」


上から、千尋、太郎、朋、薙禾が言った。俺はと言うと……















「ぢゃん☆結果発表☆」


−結果−

1番 千尋 10勝

2番 薙禾 7勝

3番 太郎 5勝

4番 朋  3勝

ビリ 龍治 0勝

…なんでだ!?

俺がひそかに落ち込んでいると、千尋が追い打ちを掛けてきた。


「ぢゃあ、罰ゲームはりゅーチャンにけってーい☆」

「はぁ!?聞いてねェーぞ!!!」


「えー、言ったもん☆」
ねーみんな。と千尋が言うと…頷く全員。


「わかったよ!」
こうなったらなんでもヤッたろーじゃねーか!

















「やったー☆流石総長☆うーんと、えーっと、あ!ぢゃあ、今行っている学校の後輩で1番みんなから嫌われている人に告白して☆」










は!?







































「だーかーら、今行っている学校の後輩で1番みんなから嫌われている人に告白して☆ってば☆」

もう、耳遠いんだから☆
っと言って頬を膨らませている顔ははっきり言って、その辺の女どもよりかわいい。


俺は綺麗なものが好きだ。俺が手を出すのは女も男も相当レベルが高い。本来なら千尋の顔は相当タイプだ。…顔だけならな…


コイツは根っからのゲイだ。千尋の外見から言って、はっきり言って相当男にモテる。そして、千尋のセフレはすべて長身の男だ。

問題はここから。
千尋はタチだ。しかも、自分よりデカイ男を鳴かせるのが大好きときた…。

だから、コイツだけはいくら顔が良くても絶対にありえない!


「コクるのはわかった。しかし、なんで見目イイ奴じゃダメなんだ!」

顔が可愛いならまぁ良い。身体の相性が合えばセフレ位にはしてやってもいいからな。
しかし、嫌われてるヤツと言うからには、顔が良いことはまず、ないだろう。

男子校ならではってヤツだ。

「そっちの方がおもしろいぢゃん☆」

…ツッコミ所は満載だが、千尋に逆らうとメンドクセエーからな。

[*前へ][次へ#]

4/81ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!