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私立水晶華学園



一方、隣の部屋では…














「ダセェ!」

「は!?俺のセンスが悪いっていうのか!?」

「…馬鹿ばっか。」

「大人げないですよ」


上から雷、力、霄、曉である。
何故こうなったかというと…


雫が着替えるために隣の部屋に行った後、雫との二人きりを邪魔された霄が、雷と力に参戦。始めは雫についての言い合いだったものの。
迫り来る時間に罵りあいを一時中断し、雷と霄は制服を着用。
しかし、腹の虫が治まらなかった雷が制服に文句をつけ始め、冒頭に至る。


制服の名誉のためにいっておくと、ダサくはない。黒を基調としたブレザー式でシックな感じになっており、生徒の間でも、大変好評である。

力が理事長になる前は学ランで、重いし、通気性も悪いし、なによりデザインがダサイと生徒から不評だった。そのため、…というか、自分が気に入らないかったというのが本音だが、とりあえず、制服のデザインを自分で考え特注したのである。


「それにしても、雫遅くね?」
力との言い合いにあきたのか雷がいった。

それには一同同感だったのか、みんなの視線が雫がいるはずの隣の部屋に向けられた。





……………………………。
「テメェ〜このカマ野郎!」
ガシッ!
「どこに行くつもりですか…?」

「…待て。」

不意に力が動きだしたのに気付いた力が慌てて力を止める。
力が行こうとしていたのは言わずもがな雫がいるはずの隣の部屋で…

「着替え方が分かんないかもしれないから、ちょっといって来るわ☆」

『ダメ(だ)(です)』

力の考えはみんなにあっさり一蹴された。

フンッ。
「じゃあ、お前等は見たくないんだな?雫の着替えシーン」
自分を止めた者達に恨みがましい視線を向けつつ、聞く。

『見た…いに決まってる(じゃねーか!)』

[before??][after!!]

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あきゅろす。
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