Respect
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パンパンパパンッ!!
「あぁぁ〜、せんぱっい、一緒に…いっしょにぃ」
俺にガクガクと体を揺さぶられている杏はすがる様に腕を伸ばし俺に抱きついてきた。
「はぁっ、あっ、せんぱぃ、じょぅじませんぱッいぃ、…すきぃ、大好きですッ、んぁッ!!」
俺の耳元で息を荒げながらうわ言の様に喘ぐ杏が愛しくて堪らない。
「俺も愛してるよ、杏…ッ!!」
「せんぱぃッ、アァッ!!!」
−ドピュッ、ピュッ!!
−ドクンッ!!
お互いに愛の感情を言葉に出した瞬間、ほぼ同時に俺達はイった。
杏は自分の腹と俺の腹に大量の射精をして、精液を勢い良く飛ばしていた。
俺はと言えば、腰を密着させて杏の奥深くに欲望をブチまけていた。
「あぁ…せんぱいのが…俺の中で、たくさん…」
杏は全身を震わせ感じていた。
お互いに最後の一滴まで出し終わると、挿入した状態で抱き合いながらベッドに沈んだ。
体と体を密着させ、お互いの高鳴る心臓を両方の胸に合わせた。
俺の右胸には杏の心音が、俺の左胸で激しく鼓動する心音も杏に届いているはずだ。
まるで俺と杏は一つの存在の様に解け合うような不思議な感覚だった。
こんなに気持ち良の良いSEXも、心地の良い体感も生まれて初めてだった。
今まで色んな女とセックスをしてきたが、こんなにも身も心も奪われ、感動した性行為も初体験だった。
愛しい者と繋がるという事は、こんなにも気持ちの良い事なのか…。
今の俺は幸福感に満たされて、腕の中にいる愛しい存在を一生離すまいと強く抱きしめた。
そして俺と杏は視線が合うと言葉無く、どちらとも無く深いキスをした。
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