幼なじみ。 ありえない親(2) 「あら、別にいいじゃない?元気があって♪」 …うん。やっぱりそうくると思った……。 正直いって、うちの親と瑠斗の親は変だと思う。 異性関係はご自由に…って感じだし。 たしかに、うちのお母さんは若くて綺麗だし(本人の前では言わないけど…)、お父さんだってカッコいい方だ… 瑠斗の両親だって美男美女的な感じだし… まぁ、実際のところ瑠斗だってすごくカッコい…… …って、なに考えてんだあたしは。 とにかく、普通ならそういうのって厳しいはずじゃない…? 「羨ましいなら雪ちゃんも彼氏作ればいいのよ♪」 挙句の果てにはこんなことを言い出した我が母親…。 「…ごちそうさま。」 これ以上居ても意味がないと思い、食器を下げて部屋に戻る。 [*前へ][次へ#] [戻る] |