[携帯モード] [URL送信]

図書館シリーズ。

「お疲れ笠原。」
「お疲れ。佐藤」
「今晩、久々に佐藤のごはん食べたい。」
「あぁ、じゃあ作ったのがあるから、それを近いうちで持って行くよ」
「やった!何があるの?」
「あー。こなもん?」
「こなもん?って?」
「タコ焼とか、お好み焼きとか。」
「あぁ、そうそう篤さんのお好み焼きおいしいんだ。養父さんが、関西の人だから」
「…じゃあ作らなくていいな」
「えー。佐藤のごはんがいい」
「なんか、作ってくよだから」
「佐藤、外でお前を呼んでる。確か。小鳥遊かなんか言ってた。」
「ありがとう。手塚」

(え、何?いつのまに男なんか)
(図書館の総務の人。)
(なんか関わりあるの?)
(荷物運び手伝おうとしただけ。)
(へぇ。なんか珍しいなぁ。)
(そうか?結構あるよ)
(力持ち要員として)
(そっちかい)
(ほら、引っ越しとか昔バイトしてたから。)
(そんな過去があったんだ。)
(嘘)
(嘘かい)


[*前へ][次へ#]

あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!