オレンジの涙
あれから
あれから少しだけ時は過ぎました。
骸の所には時々行くのはいいのだけど、変態行動&発言には毎回のごとく悩まされる。
もちろん本人は変態だと自覚している分たちが悪い。
というより…慣れだしてきている自分が1番怖い。
雲雀さん??
学校がある日は毎日呼び出されていますよ。
コーヒーをいれたり、書類の整理をしたり、時々ご飯を作ってきたり……。
「さくらさん毎日お疲れ様です」
あぁ…草壁さんが天使に見える。
いつも優しく声をかけてくれたり時々相談にのって貰ったり…宿題も手伝って貰ったり…。
あたしの兄とは大違い!!
「あ…さくらさん。夏休みは学校に来なくても大丈夫ですから、ゆっくり楽しんでくださいね」
草壁さんはそれだけ言い残して去って行った。
……カッコイイ!!
そうそうこの前ディーノは、イタリアに帰っちゃたんだよね。
寂しいけど仕方ない!!
フラれたのにって??
まだ諦められないの…。
わがままだけど、迷惑はかけないし…普通に接するから。
あたしの事を避けないで??
あのあとは、普通に接したつもりだったし…ディーノも普通に話してくれたもん。
自惚れているわけじゃないよ。
夏休みまであと二日の日にディーノから手紙が、あたしとツナ宛てに届いた。
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