Main
< シーツの中で 1 >
「・・・・・ウォっ・・ルフ・・・・ん・・・・」
――――深い、深い紅。
ピアスがキラキラと光を反射してあなたの耳元で激しく揺れる。
まるで私の心を表すように。
しっとりと吸い付く白い肌を撫でて、逃げる細腰を捕まえよう。
「いっ、あぁっ・・・・ぁ、あ、あ、・・・・・」
髪を乱して仰け反るあなた。
それはとても美しくて、思わず歯を立てたくなる。
「―――ひっ、・・あっ、・・・んぁ・・・」
快楽に濡れたその瞳。
そこに映っているのは確かに私だけ?
「あああっ、あぁっ・・・・ん・・・・ウォ・・ルフっ・・・」
紅く濡れたその唇で、そんなに私を呼ばないで。
――――私の狂気があなたを壊してしまうから。
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!