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< シーツの中で 2 >
銀色の美しい髪が乱れて踊る。
それをもっと乱してやりたい。
―――この手で乱してやりたい。
「優っ、・・・・っつ・・・・」
快楽に歪むその美しい顔。
乱れた呼吸。
―――それが俺を追い詰める。
なぁ、キスをしようぜ?
―――俺以外のことを考えられないようなキスを。
「・・・・優、ユウっ!・・・・・・」
もっと夢中になれよ。
もっと狂気を見せろ。
そして、俺を壊してくれ。
―――おまえから逃げてばかりの臆病者を。
End.
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