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あ、ちょっとグニッてしたけど…まぁもっかい冷蔵庫入れるからいいよね!
「…ふははは、レッツサプライズなのだよ、ふはははは」
チョコを袋に詰める雨音は、それはそれは恐ろしかったと思う。誰にも見られてないのが残念至極。
あとは他のチョコが固まるのを待つだけ…。
……ってことで夜の?明け方の?4時です!
雨音さん目覚ましなしにパッチリ目を覚まして、残りのチョコを袋に詰め始めました。
そしてそれらを数十個残して、あとはさらに袋に詰めてこっそり部屋を出る。
「…シュタ、シュタタタッ」
壁から壁へ高速移動!
忍者雨音、見参っ!
ってカメラには映ってないけど声出てるからね。音声拾うカメラだったら終わりだからね。
つかカメラに映らないってどんだけー!!
「抜き足差し足忍び足。人間の足は2本足」
寮から徒歩5分。
校舎へやってきた雨音はふっつーに歩きながらそんなことをいい、どうやったのか中に入った。
そこはほら…ね、察して下さい。
雨音だということを。
「どっれっにっしっよっおっかー…な!これ…の横のこれ!」
何でやねん!!
ああーここに睦月がいないのがもどかしいっ!
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