13 「よしキタ!ヒナちゃんヒナちゃん、僕会長してもいーい?」 「す「え、好きにしていいって?ワーイありがと!」……」 「いや何もいってないでしょ今の。岡山、ちゃんと否定して」 「あ゙?…別に会長やりたくてやってるわけじゃねーし、好きにすりゃあいい」 ちなみにさっきのも『好きにすればいーだろ』といおうとしたのだが、まぁ雨音相手にどんな返事も無意味だよね。 ってこ・と・は…? 「うほーい、水無月雨音、会長やりまーす!」 『『え゙ぇええ゙えーっ!?』』 はい、Foolを読んでいただいた皆さん、雨音はこうして学園に残り、会長をすることになったのです。 雨音はそそくさと花をはず…はず……あ、外して理事長につけました。 オッサンがデレデレしていて理事長の威厳ゼロです。 そして何も受け取らないままステージをおり、イスを持って2ーSの列に勝手に並んだ。 ちなみに横は日生である。 ギョッとはしていたが、何事もなかったかのように座る雨音を見て、眠そうに目を閉じるあたり彼も大物だ。 [*前へ][次へ#] [戻る] |