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「………うむ、ぜひともいつか人体の解剖もしてみたいものですな」
「………1人捕まえてくるか」
「おぉう、卯月こわーい」
「……………」
解剖するときだけは雨音を独り占め。
もっともっとハマって、自分といることが普通になればいいのに。
そう願わずにはいられない卯月でした。
*オマケ*
「……え?鮎の解剖?」
「うむ、そのために釣りに行くのだよ」
「何や、それやったら俺も行きたいわ!」
「うは、みんなで釣り!たーのしそーっ」
「………桜庭卯月がいるけどね」
「ひぃぃ!?そ、そうやった…俺パスやっ」
「バス?うーん…それはまた今度ですな、むっちゃん」
「ちゃうからぁああ!」
哀れ睦月、卯月に睨まれるの確定。
(それにしても…鮎の解剖って、何?内臓出すわけ?3枚おろし?……料理するわけ?)
疑問がつきない弥生でした。
チャンチャン♪
101129.完
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