20 「………うむ、ぜひともいつか人体の解剖もしてみたいものですな」 「………1人捕まえてくるか」 「おぉう、卯月こわーい」 「……………」 解剖するときだけは雨音を独り占め。 もっともっとハマって、自分といることが普通になればいいのに。 そう願わずにはいられない卯月でした。 *オマケ* 「……え?鮎の解剖?」 「うむ、そのために釣りに行くのだよ」 「何や、それやったら俺も行きたいわ!」 「うは、みんなで釣り!たーのしそーっ」 「………桜庭卯月がいるけどね」 「ひぃぃ!?そ、そうやった…俺パスやっ」 「バス?うーん…それはまた今度ですな、むっちゃん」 「ちゃうからぁああ!」 哀れ睦月、卯月に睨まれるの確定。 (それにしても…鮎の解剖って、何?内臓出すわけ?3枚おろし?……料理するわけ?) 疑問がつきない弥生でした。 チャンチャン♪ 101129.完 [*前へ] [戻る] |