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クラス対抗サバイバルゲーム。
1〜8組までのチームに分かれ、3学年協力して他のクラスの生徒を色付き水鉄砲で撃っていくのだ。
みんな支給された白いシャツを着、水鉄砲を持っている。シャツの襟や裾にラインが入っていて、各クラス水鉄砲の色と同じになっているのだ。
シャツに当たるまではセーフ。当たったらヒット!と声を出し、両手をあげホールへ戻る。実行委員や生徒会が水の色を確認して、撃ったクラスに得点が入る、という仕組みだ。
「ついてないですね、蒼くんと同じクラスなんて」
「す、すみません…足手まといですよね、おれ」
「いえそうではなくて、…追い詰めて遊ぶことが出来ないじゃないですか」
「ひっ、な、ぁっ!?」
「ふふ、まぁ仕方ないですね。たっくんと…ここ最近サボってばかりの大馬鹿者で遊ぶとしましょうか」
蒼、幸作、朋也は4組で同じチーム。色は赤で、蒼はクラスメートに青じゃなくて残念だったなと少しからかわれた。
対して、今はどこにいるか分からない豊と拓、経理とそして花梨。彼らは1組で青色だ。
「まぁでも、蒼は無理すんなよ?隠れて生き残っても得点になるわけだしな」
「うん、なんとか逃げ切ってみせる」
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