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あんな中にカナを1人に出来ない、って…声が凄く疲れてたけど、そういってくれることが凄く嬉しかった。
一緒にご飯食べれることも。
ちょっぴり笑顔になりながら、あとから来ることをめぐるくんに伝えると、めぐるくんも嬉しそうにしながらじゃーいくぞ、と僕の腕を引っ張った。
うぅ…2つしかないめぐるくんの片手をとられたと思ったのか、凄い睨まれた…。
これで食堂いくの、ほんと嫌だよ…っ!
◆
『あのオタクまた皆様と…!』
『何様のつもりなんだよっ』
『ちょ、あの平凡までいんだけど!』
『そんなやつらに構わないで下さいぃーっ』
「ほんとうぜーな親衛隊って!天馬たちはずっとこれに耐えてきたんだなっ!」
「私たちのツラさを分かってくれるんですか…っ?」
「もちろんだ!これのせいで友達出来ねーなんて可哀想だろ!?」
「クク、やっぱおもしれぇなめぐるは」
食堂に入った途端、非難轟々。
向けられる視線が僕は怖くてたまらないのに、めぐるくんはそんなの気にせずいつも通りの様子を見せてる。
手はまだ離してくれなくて、そのまま生徒会専用の席に連れて行かれた。
僕ら一般生徒なのに…っ。
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