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「ダメェ?キモチーのにぃ?メグは性欲ないわけぇ?」

「そ、そういうのは運動で発散するといいって叔父さんいってたぞ!だから隆太もせ、セフレなんて作らないで体動かせばいいんだ!おれがなんとかしてやるからっ!!」



…セフレ、っていうたびに顔赤くしてる…初、っていうかきっと、そういう経験ないんだろうなぁ。

そういうとこは、僕と違って純粋で可愛らしいなって思った。だだだって僕はもう…っ…わーんいわせないでよ!///


とにかく、荒木くんの膝からおりためぐるくんは、ギュ、と両手を掴んで真剣にそう訴えたの。
笑い飛ばすかな…と思ったけど、荒木くんは驚いたように目を見開いて、嬉しそうな顔をした。



「うわー俺そんなこといわれたの初めてなんだけどぉ」

「ダチの悪いとこ指摘して直してやんのは当たり前だろ!な!おれとなんとかしようっ!」

「ダチィ?俺ら、友達なわけぇ?」

「おう!これからよろしくな隆太!!」

「…ぷ、クク、よろしくぅ。メグ面白いし、俺なぁんか楽しくなりそうな予感ー」

「人生楽しい方がいいもんな!」



…こうして、めぐるくんはクラスにきて15分ほどで、生徒会役員2人目の荒木くんを落とした。



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