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うぅ、しーくん…っ!

片付けだって、ほとんど僕がやったのに!めぐるくんは漫画本読んでただけなのに、なんで僕のせいみたいになってるの…?

悪気はなさそうだけど、僕、めぐるくんとは合いそうもないよ…。


…に、しても…めぐるくん遅い。まだきたばかりのめぐるくんにお客さんなんてくるのかな。

僕、見に行った方が…いいかも。なんか凄い大声出してる。



――キィ

「…あの、めぐるくん…?」

「あっ!おっせーぞ奏!!んじゃー3人でメシ食いにいこうぜっ!」

「え、3人って…ふ、副会長様っ!?」

「こんばんわ」



な、なんで副会長様が…っ!?
一応面識はあるけど、それでも驚いて固まってたら、めぐるくんに腕を掴まれた。
ギリ、と音がするほどの力で。

痛い、って漏らしたけど…めぐるくんには聞こえなかったみたい。
その代わり、さっきから僕には笑顔すら向けてなかった副会長様が、冷たさを感じる目で睨みつけてきた。

ふぇ、なんで…?



「奏!そんなよそよそしく様付けなんて友達のすることじゃないぞ!!なっ、四葉!」

「いいんですよ、めぐる」

「よくないだろ!おれの友達の四葉と奏、ってことは2人も当然友達だ!だからさっ、3人でメシにいこう!!」

「ええ…っ、な、なにいってるのめぐるくん…!」


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