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どうして弘樹に突っかかるのかは分からないけど、きっとオレが何か気に障ることをしちゃったのかもしれない。

……うん、後で謝ろう。
何がいけなかったのか、聞くぐらいの勇気は持たないと。



それからみんなでご飯を食べて、幸い来なかった生徒会にホッとしつつ、3人を職員室へ案内した。


その途中、指をさされて罵声を浴びせられた気もするけど、辰巳といると何でもへっちゃら!

……な、気がしたんだ。



▼辰巳side

あんな顔させるくれぇだったら、退学になった時点で瑛太にいっときゃ良かった。


……メールの返事がねぇ理由を聞いて、そう思った。

だが話しているうちに笑顔になり、んで、白虎にここを勧めてもらえて良かったと本当に思った。



『それじゃあ原、入ってくれ』


俺の新しい担任に呼ばれ、目の前のドアを開けた。
とたん男のくせにキャーという声。

マジうぜぇ…。



『かっこいー!』
『もしかしてcolorsの…っ』
『抱いて下さいぃーっ』

『ほらお前ら、静かにしろ。……原、挨拶を』





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