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ってゆうかホットケーキで失敗って方も珍しいけど。
何だかんだいってここに通う人は料理とかしない人たちだろうし…作れるオレが珍しいのかな?
……いや、そんなことはないはず。
「……エ、タは今日…どうすんの?」
「あ…っと、明日から、かな…」
「1人で平気かー?なんなら俺のゲーム、進めててもいーんだぜっ」
「…確かボスんとこで止まってたような…」
「ゔ…もし時間があればレベルアップをお願いします」
「ふっ…気が向いたらね」
やることないから、やってあげてもいいんだけど。
……なんてそんなくだらないことで弘樹と笑いあっていたら、部屋のチャイムが鳴った。
出なくても誰だか分かる。
けど、弘樹に出てくれるようお願いした。
しばらくして2つの足音がリビングに帰ってくる。
「………瑛太、はよ」
「っお、はよ…ぅ」
「今日は休むんだってな。何かあったらメールしろよ、すぐ来るから」
「……うん」
「んじゃ、俺も行くな。ゲームよろ!」
「はいはい、…いってらっしゃい」
──パタン…
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