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おーおー耳赤くしちまって。
いかにも平和っつー感じでいいな、こういうのも。

それからセンコーが来てなにかいいたそうな顔はしていたが、特に何事もなく午前は終わった。


……あ? キング?
んなもん、有無をいわず追い返したに決まってんだろうが。



* * *



「っ…ホント、ごめんー…」


「いいっつってんだから気にすんな」


「でも…重かったでしょ…」



気がついたらすぐ目の前に辰巳の顔があって、上に座ったまま寝ちゃったんだってことがすぐ分かった。

それも3時間近く。


今はお昼ってことで食堂に来てるけど、ほんと申し訳なくてさっきから何回も謝ってる。

だってさ、いくら辰巳より小さいからって170ある男の体が乗ってたんだよ?


あぁもう、何で寝ちゃったんだろう。



「3日間連れまわした俺も悪かったんだ、それ以上謝るな」


「っ…はぁい」


「たく、気を使いすぎだ。午後は大丈夫か?」


「うん…多分寝ないと思う。弘樹、午前のノート見してね」


「ちゃんととってねーけど」



それは十分理解して頼んでるんですー。

みたいなことをいったら、辰巳に何で俺にいわないんだと拗ねられた。




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