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そういえば最近はcolorsの方に来ることも少なくなって、体を動かす機会も減った。
多分レイジたちも同じなんだろう、あの獲物はオレのだって文句いってたし。
まぁ、カイがやりたいっていうならオレは文句をいわないよ。
オレもちゃんと体動かしてないと太るしね。
「それにしても遅いッス!怜治さんを待たせるなんて何様ッスか!」
「いや、そっちが勝手に待ってるんじゃ…」
「そこはツッコむな、チョウ」
「………そだね」
でもいいのかな、そこらにいたcolorsの子にケンカ売り始めちゃったけど。
つかそれよりも、今日のシロの格好には内心凄いビックリ。
レイジの髪は綺麗に一つに結んであるのに、自分の髪は見事な寝癖がついてる。
寝癖でいい感じ、とかいってらんないよ、アレ。顔はいいのにもったいない…。
「………あ゙?何でこいつらまで…」
「……………おせぇ」
「やっときたか、T-cards」
「なんだ黒蝶、俺を待ってたのか?」
「今の会話からどうして…」
やっときたT-cards…というよりキングは、極自然に中に入ってオレに近寄ってくる。
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