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「ど、どうですか…?」

「うま……美味いな、マジで」

「良かったぁー…」

「これなら毎日食える。ありがとな」

「いいえ、いっぱい食べて下さいねっ」


 ジュワーッと広がる肉汁は心をなんだか優しい気持ちにさせてくれる。ペロッと平らげた駿に遙香は自分のも少し分け、楽しい夕食は終わった。

 ここからは大人の時間だ。


 遙香は何の疑いもなく泊まりにきたが、駿からすればそれがシたくて呼んだ、ともいえる。一緒にソファーに座っている遙香をジッと見つめ、髪にそっとキスを落とす。


「ふぁ!?え……先輩?」

「遙香…お前が欲しい」

「ん、ぁ…せんぱっ……ふぁ、あ…」

「怖いなら今のうちだ…」


 顔中にチュッチュとキスをしてギュッと抱き締める。しばらくされるままだった遙香だが、意を決したように手を後ろに回し、抱き締め返した。


「今の僕は先輩のだからっ……いい、ですよ…?」

「っ…遙香!」

「ンッ、んんぅ、ふむ……んっ、んぅン」





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