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言い方…それも問題だった?
でもハルちゃんは好きな人がいたんだよね?

……なんで?


「好きな奴をあんなんにさせといてモデルかよ」

「……うるさい、駿に僕の気持ちが分かるの!?」

「お前に遙香の気持ちが分かってんのか?」

「っ…」

「俺はアイツの泣く姿、二度とみたくねぇ」


そういって駿は出て行った。
嫌だな…分かってるのに、自分がドンドン嫌な奴になっていく。

だって、彰鬼にバラしちゃおうとか、この秘密をどう利用するかとか考えてるんだから…。



* * *


 秋祭の準備は順調に進んでいった。朝は美術の方を進め、お昼休みは体育祭の、放課後は歌の練習だ。遙香はまだ中心に入ることは出来てないが、それでもみんなの輪に入って一緒に準備をしていた。


「確かさー、歌の方って仮装ありだったよな?」

『え、何やるの?』

「何かだよ。みんなで格好揃えようぜ!」


 幸慈の提案でみんな考えてくることになった。その日遙香は家に帰り、零鬼に相談する。…ちなみにあれから彰鬼とも狛璃とも会っていなく、家の前に立っては寂しそうな顔をしていた。





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あきゅろす。
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