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『あれ?殴られるとでも思っちゃった?違うよーエッチなことしような』

「いや、やだっ…ぁ、くぅ…やだぁぁ」

『その顔たまんねー』

「ん、んぅ、ゃ…な、んでぇ…っ」


 揉むようにモノを扱かれて、遙香はビクビクと腰を揺らした。彰鬼とだけの約束だったのに、なぜこんなことをしるのか。この行為の意味がよく分からない遙香はただ、その刺激に耐える。


(誰かっ…誰か助けてぇっ)


「んふぅ、や、め…んぁァッ、ダメ、ダメ…ぇ」

『こんなになってるくせに…相当遊んでんだろ』

「知らなっ…やぁぁ、助けてっ……、にぃに!!」


「ッ……何やってんだ!!」

『!?』

「お前…その子から離れろよ。汚いもん擦り付けてんな!」

『チッ…今度はアイツか?羨ましいぜ』


 それだけ吐き捨て、その男は去っていく。ズルズルと崩れ落ちる遙香。そこへ近寄ったのは…理樹だ。困惑した表情を見せるが、遙香の姿をみて目の色が変わった。





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