2 * 『あれ?殴られるとでも思っちゃった?違うよーエッチなことしような』 「いや、やだっ…ぁ、くぅ…やだぁぁ」 『その顔たまんねー』 「ん、んぅ、ゃ…な、んでぇ…っ」 揉むようにモノを扱かれて、遙香はビクビクと腰を揺らした。彰鬼とだけの約束だったのに、なぜこんなことをしるのか。この行為の意味がよく分からない遙香はただ、その刺激に耐える。 (誰かっ…誰か助けてぇっ) 「んふぅ、や、め…んぁァッ、ダメ、ダメ…ぇ」 『こんなになってるくせに…相当遊んでんだろ』 「知らなっ…やぁぁ、助けてっ……、にぃに!!」 「ッ……何やってんだ!!」 『!?』 「お前…その子から離れろよ。汚いもん擦り付けてんな!」 『チッ…今度はアイツか?羨ましいぜ』 それだけ吐き捨て、その男は去っていく。ズルズルと崩れ落ちる遙香。そこへ近寄ったのは…理樹だ。困惑した表情を見せるが、遙香の姿をみて目の色が変わった。 [*前へ][次へ#] [戻る] |