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「んぅ……ん、ぁ、あーっ」

「お…?おわ、繋がったじゃん!」

「えへへ、出来たぁっ」


本当に嬉しそうに福永に笑いかけてやがる。ほらみろ、ソイツ固まっちゃってんじゃねぇか。

それにエロい声出しやがって。


「遙香、良かったな」

「うんっ!写真撮ったら戻ろーね」

「ああ」


その笑顔は俺だけでいい。
早く気づけ、俺の気持ちに。


……焦ってるな、俺も。
右京にあれこれ言えねーくらい焦ってる。

お前を壊しちまいそうでこえぇよ。


* * *



 1日目の夕飯は豪勢だった。せっかく海に来ているんだからと海の幸をたっぷりご馳走してくれ、遙香も美味しそう食べていた。特にオバサンは遙香のことが気に入ったらしく、何でも世話を焼こうとする。

 始めは困った顔を見せていた遙香だが、次第にそれもなくなり、少し甘えるようになっていた。狛璃に近づけないのは寂しいが、"母親" というものを噛み締めているのだ。





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あきゅろす。
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