8 「はいはーい!それなら俺に入れて下さーい」 「…は?なんでバカに入れなきゃいけないの?」 「えーいいじゃん!」 「ま、そこまでいうならいいけど」 考える手間が省けた。そう言いながら英士は陸に票を入れた。お願いをされたなら別に自分で決めたわけではない、と。 そして残りは涼だけとなった。未だ悩んでいるため、涼が少し手伝いをする。 「ねぇ涼。こうさ、ぎゅーってしたい!って思う子はいないの?」 『んー…ぎゅー、ですか?』 「そう。自分からしたいって人」 そう言うとまたうーんと唸って、答えを導いた。 『僕、南ちゃんとぎゅーってするの大好き!』 英「…ああ。ま、いいんじゃないかな」 海「妥当だな」 竜「多分ランク入るっしょ」 陸「よっしゃ。次は抱かれたいだ!!俺だよな!?」 入れてくれと言わんばかりに涼に迫る陸を英士が押しのけ、さらにこういった。 「じゃあ今度はぎゅーってされたい人」 『ぎゅーってされたい…?』 「うん。この人にやって欲しいなって」 [*前へ][次へ#] [戻る] |