身体測定
そして身体測定の日。この日はみんな制服ではなくジャージを着ている。
『ははー…ダボダボ』
「ちょっ、涼!魅力的!!」
涼のジャージはとても大きく、その姿はとても魅力的で。陸が興奮してしまっている。周りも騒がないだけで興奮しているのだが。
「あはは、アーサとみぃお揃いだぁvV」
また、一緒にいた南も同じくダボダボで着ている。ダーボダーボなんて2人で小躍りしているだけで約半数の人はトイレ行きだ。
「はーいそこ、他の男を誘惑するなよー。着替え終わった奴からさっさと行けよ。…それから浅見!」
みんなが移動をするなか涼だけが難波に呼ばれた。
『はーい!!何ですかっ?』
「実はな、お前だけ別に測定するんだ。だから保健室に行ってくれないか?」
『えっ…分かりました』
不安に駆られながら涼はみんなと違う方へ走っていく。そんな姿を見ながら難波は、
「浅見…こんな先生を許してくれ」
と小さく呟いた。
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