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涼が物凄く不思議そうな顔をして聞いてきた。それに陸はさらに慌てふためき、難波は驚いたように目を見開いた。

「そうか…浅見は知らないのか」

『えー気になりますっ。陸ちん教えて』

「むっ……ムリムリムリ!!つか出ねぇし!」

「……ここから出したことないのか?」

そういって難波が涼の股間を触った。

『ひぁっ!?や…先生!』

「ちょっ、難波ちゃん!」

「おお…いい反応だな。陸とは大違いだ」

真っ赤になって股を押さえる涼に難波は頷きながらそういった。だけど涼からすれば人に触れられたくないとこを触られ、恥辱でいっぱいなのだ。

「そっから白いの出したことないのか?もう高校生だろ」

「仁!あんま涼にそういうこと…」

『白いのって…セイエキ?あれ、蜂蜜なの?』

………………………。

「はぁ!?おい涼!精液なんてどこで覚えたんだよ!!」

『うぇっ…えっと、たっちゃんが…』

いきなり怒り出した陸にオドオドしながら答えると、陸の顔はさらに険しくなっていった。それとは逆に難波は面白そうな顔をする。

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