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誰もいない放課後の教室、そこに響く陸の甘い声。そう、お仕置きとは体に…という意味だったのだ。日に日に時間も長くなっていき、最終的には難波の好きなようにされる。

「俺…もうマジでむり…」

『陸ちん…そんなにお勉強大変?』

「大変。腰がもたねぇ」

『腰?どんな勉強してるの?』

京「涼、気にするな。きっと姿勢が悪いからだよ」

まさかHしてるからです、なんてことが言えるはずもなくそこは京一がごまかした。それでも涼が陸を心配する気持ちは消えず、涼の中であることが決定していた。



「今日も間違えるごとにローターだからな」

「なっ!?もう止めてくれよ。死ぬ」

「なら正解すればいい」

「っ…ひど!」

補習6日目。今日も同じ会話が繰り返されていた。難波は陸が解けないような問題を用意し楽しんでいたのだが…今日は始まる前に邪魔が入った。

─コンコン

「……誰だー?」

『あ、の…失礼します』

「浅見?」

「え、涼?」

ノックをして入ってきたのは涼だった。2人が驚いている間に着々と中へ入ってくる。何でも毎日大変そうな陸を手伝うためにやってきた、とか。

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あきゅろす。
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