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「シルバー…ストラップ?」

『うん!この銀板のとこにね、何か彫れるの』

「じゃあ俺と涼の名前でもいいよな?」

『え…海くんがいいなら』

「ありがとうな」

2人で甘い空気を醸し出しながら笑っていた。涼のものを受け取ることの出来なかった他の人は、恨めしそうにみていた。

そして涼は海から目を離し、自分がもらったプレゼントへと目を移した。ガサガサと音を立てながら出てきたそれは、ひまわりのペンダントだった。

『わぁ…可愛いっ!』

「ああ、俺からだな」

『え、香先輩ですか?わーありがとうございますっ』

「いや、喜んでもらえて何よりだ」

大きすぎず小さすぎず、丁度手のひらに収まる位のそれは綺麗に色づいていた。触ると少し柔らかくて、ついつい顔が綻んでしまう。涼は早速つけてみることにした。

『……似合いますか?』

「ああ…似合うな。涼もひまわりのように可愛いから」

『っ…へへ///』

涼が顔を赤くしながら照れた所でみんなが間に入ってきた。みんな悔しがってはいたが、自分にあういいものをもらったと満足していた。

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あきゅろす。
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