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発覚してしまったからにはもう隠しきれない。大地は涼を呼んで元太と影に隠させ、みんなを汚いものを見るような目でみた。
「信じられない。もう涼君には近寄らないでよね…」
英「そ、それはいくら何でもっ!」
陸「そうっすよ。俺には涼が必要なんだー!!」
海「お前は先生のとこにでも行ってろ」
京「あの、シたといってもキスだけですし…」
香「ああ、俺もだ」
「…本当に?涼君、キスだけ?」
何を言っても信じてもらえない彼らはひたすら大地の機嫌とりをしていた。そんな大地が涼に本当のことを聞けば、こんなことを言ってきた。
『えっと…は、恥ずかしい…です///』
─ブチッ…
「…一週間、涼君に触るの禁止」
顔を真っ赤にして海と竜也をみた涼は、大地をキレさせるには十分で、そこからどんどん発覚していく行為にとうとうこんなことを言い出した。今や元太が涼を連れて違う部屋に逃げ、残された人たちで凄まじい交渉がされていた。
「キスは好きの証拠?よく分かってない涼君を騙すなんて…」
「でもそうでしょ?好きじゃなきゃキスしないし」
「僕が言ってるのはね英士。涼君は恋人の好きを知らないのにっていうこと何だけど?」
「ご、ごめんなさい」
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