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「俺は副書記ってとこですかね?」

「うん。どうかな…やってみる気はある?」

「……まぁ、やっておいて損はないですからね」

「そう、よかった。応援するから頑張ろうね」

「はい」

生徒会に入っておけば何かと便利だ。仕事で忙しいということもあるだろうが、彼なら簡単にこなしてくれるだろう。

「風立君はどないな感じやろか…?」

「会計…悪くないですね。学園のお金の管理を全てやれるんですから」

「やったら…決まりやね」

「ええ。よろしくお願いします」

何か怪しい企みを考えている海もあっさりと了承した。残るは涼だ。

「涼君はどうかな?大変なこともあるけど…やってみる気はないかな?」

『僕ですか?うーん…僕でいいんですか…?』

「もちろんだよ。僕はピッタリだと思ってるんだけどな」

『じゃあ、頑張ってみます!』

「ありがとう」

力になれるよう頑張ると涼は意気込んだ。…まぁ嫌だといってもムリヤリ入れるつもりでいたのだが。

生徒会に入っておけば親衛隊からのイジメなども去勢できる。だからこそ入れたかったというのもあるのだが…、

「そうなれば今よりもずーっと一緒にいられるね」

やはりこれが一番の理由だろう。

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