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Tales of O-dinal(テイルズオブオーディナル)
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「な、何するのよ!」

キサラは突然少年に攻撃されたため、声を荒らげて言い放った。しかし、少年は侮蔑の念を込めた目で睨み付ける。

「あなた方こそ、何をしているのですか?」

そう言うと、少年の右手は白く発光をし始めた。
ディーノは咄嗟に大剣を構え、キサラを後ろに庇うように立った。
少年が右手を振るう。光の矢がディーノに飛んでくる。
ディーノは大剣でそれを受けるが、光の矢は大剣の表面で爆発する。

「ぐっ!?」

ディーノはまだ直撃した訳でもないのに、大きく怯んだ。
その様子を見て、キサラと少年は反応する。

「ディーノ!?」
「ああ、魔術に耐性が無いようですね」

すると少年は何かを呟き始めた。
少年の足元に青い光を放つ魔法陣が浮かび上がり、少年を包んでいく。
ディーノは大剣を銃に変形しようとするが、キサラがディーノの前に立ち、腰に提げていた棒を掴み、魔気を込める。
棒は伸び、刃の付いた槍に変形する。
そしてキサラは少年同様小さく呟く。すると同様に魔法陣が展開される。
魔法陣の色は赤色だった。

「アクアエッジ」
「ファイアーボール」

少年の背より、水の刃が3つ展開し、飛来する。
対してキサラの正面には3つの火の玉が出現し、水の刃を相殺する。その瞬間、少年とキサラの間に水蒸気が発生する。

「魔術師だったんですね、では」

少年はさらに魔術を詠唱しようとするが、すぐにやめ、横に飛んだ。
先程まで少年が立っていた場所にはディーノが大剣を降り下ろしていた。


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あきゅろす。
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