『PERSONA ─INDEX ALTERNATIVE─』 9月19日(金) 翌日の放課後、渉は仲間や友人からの誘いを断り、灰山家について調べようと町の図書館に来ていた。 そこで何時間か掛けて調べていると灰山家について分かったことがあった。 灰山家は昔、ただの田畑しかない土地だったここを発展させていったのだ、と知る。 だが今から50年前に謎の奇病が流行し、町は一度死にかけた。 だが灰山家の人間と多数の協力者によって町は奇病の猛威を退き、活気を取り戻していったそうだ。 そして奇病に二度と負ける事なく、さらに栄えて今に至るのだそうだ。 渉「灰山家とその協力者の家系の名前か」 渉は協力者の名前、家系が記されている箇所を見つける。 渉「『幾月家』、『久喜沢家』、『片山家』、『如月家』…」 そして渉は最後の家の名前に目を見開く。 渉「最後は……『黒鐘家』…黒鐘!?」 それは暦翔と魅奈の家系の名だった。 [*前へ][次へ#] [戻る] |