Scandalous!


「隊長、これで終わりです」
「う、ありがと…よし、と」


最後の報告書にサインをして、なんとか今日の分が終わりました。

その書類を薫ちゃんがファイルに挟んでいく。

なんで、こんなに沢山あるのかな…積み上げられてる報告書を見て思わずため息が出てしまう。



「俺も終わりました!」



すると、隣の部屋で作業していた亮くんが戻ってきた。


か、可愛い!なんだかわんちゃんが走り寄ってきたみたいっ



「お疲れ様、亮くん」


亮くんを撫で、癒されていると書類を挟んでいた薫ちゃんがにっこり笑う。



「(この野郎…俺より先に撫でられやがって…覚えてろよ)お疲れ様です、隊長。そういえばお腹空きませんか?」
(な、なんで睨まれてんの俺!?)by亮君



そう言われて時計を見てみると、もう日が沈んでる時間になってた。
最近、時間が経つのが早いなぁ…



「ん、そうだね、じゃいこっか」



亮くんも誘おうと振り向くけど、いつの間にか居なくなってた。





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