Phantom thiefX
大事で、大切でR18

(柳瀬 流輝×使里樹)



「流輝さっ、ちょっ、!」

「…使里樹」



何で、何で、何で、
頭の中で繰り返し鳴り響く。健至さんと夜散歩して帰ってきた途端流輝さんに腕を引かれそのまま布団に押し倒された。てっきり先に寝ていると思ったので予想外な展開に頭も気持ちも全くついてこない、



「使里樹、誰といた?、」

「…、」

「言えないのか」



怖くて何も言えず黙っていると流輝さんの唇が私のものに触れた



「!っ…ん、ふぅっ、…」

「…はぁっ…、」



いきなり差し込まれた舌、くちゅり、と絡まる唾液、息継ぎが出来ないほど貪るようなキス、私はただされるがままに身を委ねる事しかできなかった



「はぁっ、…流輝さん、」



互いの唇が離れた時、流輝さんを見つめると今にも泣きそうな顔をしていた

「流輝さん、っ」

「悪りぃ、…頭冷やしてくる」


そう言い、私の目を見ず立ち去ろうとする流輝さんの腕を今度は私が掴んだ


「な、んで、キスしたんですか、」


私こそ泣きそうだった。
流輝さんはずるい
私の気持ちを知ってるのにこういうことをする


「…、意味はない」

「嘘!!だって流輝さん泣きそうな顔してるもん!、」

「っ、」



暫く無言でいる私達。一体何時からこんなにぎくしゃくするようになったの?純粋に笑いあっていたのに、今は何でこんなに辛いの?



「使里樹、」

「流輝さ、

ぎゅうっ、と抱き締められると耳元で囁かれた言葉は…




「抱きたい」

「っ…?!」



ビクっ、と体を強張らせると手にキスをされる


「大丈夫、だから」

優しい眼差しで見つめられると断ることなど出来なくて、私はぎゅっと抱きしめ返すと、こくっ、と頷いた


流輝さんの口付けがおでこから首元、そして胸元へと落とされる。下へ下へといくたびにビクっと反応してしまうのがすごく恥ずかしくて、



「、っ、」

「声我慢するな、」



頭を撫でられた時目が合う、視線を外せたらどんなに楽だろうか



「使里樹、」

「んぅ、」



優しく味わうようなキスをされ頭がぼうっとしかけた時、流輝さんの手が胸を弄る。
ぷつっとブラを外されたと思った瞬間



「…!、はあっ、んっ」




両方の突起を急にさすられてつい悲鳴に近い声をあげてしまう、


「っ、お前、可愛いすぎ…優しくなんて出来なくなるだろ、」



そう言うと流輝さんは突起を指に挟むとコリコリと弄くり始めた



「やああ、っ、やあん、」

「使里樹、ココ弱いのな」



にっと笑い、一気に洋服を捲ると胸の先端をちゅっ、ちゅと吸ったり舐め始める


「やだあ、あ…流輝さん!やあ、」



恥ずかしくて泣きそうになりながら必死に感じないようにしようとする。
でも流輝さんの舌で吸い付かれたり、指でこねまわされたりする度にビクビクと体を震わせてしまう


「使里樹、感度よすぎだろ、」

「そ、んなこと、なっ、」



突起を円を書くように舐られちゅう、っと吸われる、私、流輝さんと…


「ンっ!、」

「俺を見ろ…余計なこと考えるな、」



するすると太腿を撫でていた手が急に敏感な所を引っ掻くようにさする、


「濡れ過ぎ、」


にっと笑う顔が妖艶でつい見惚れていたらぐいと膝裏を掴まれる



「いやあっ、やだっ、流輝さっ!」

「声、聞こえるぞ、使里樹のエロい声が、」

「っっ!?」



そっと耳元で甘く囁かれる。そうだ!両隣たっくんや健至さん達がいるじゃん!
急に恥ずかしくなり秘部から手を退けて口を抑えようとしたとき、流輝さんの舌が私のクリをこね回すように舐る



「、っ!ンっ、ふううっ、」

ぢゅる、れろっぢゅうっ、


「んんっ…流っ、輝さあっ、」


意識が持っていかれそうになるのを必死に食い止めようと、クリに吸い付く流輝さんの頭を抑える
ビクビクと身体が震えてるのを流輝さんは満足気に優しく見下ろすとするっと下着を取り去り、直接クリに吸い付いてきた、



「、ン〜〜、!!、」


余りに気持ちよくて頭が真っ白になった、こんなの初めて、これがイクってことなの、



「…、使里樹っ、可愛いすぎだろ、」


荒い呼吸でビクビクと震わせる私の身体を抱き寄せ耳に舌を這わせる



「こっからが本番、」



くちゅくちゅと耳の穴に舌を出し入れする流輝さん。
いやだ、もうだめ、っ、自然と涙が零れる。嫌じゃないのに何で、涙がを拭うように頬を舐められた



「大丈夫、だから、使里樹っ、」



ゆるゆると流輝さんの熱くなったモノを秘部にさすりつけられる。ぐちゅり、ぐちゅり、クリと流輝さんの硬いモノがこすれあう度にいやらしい水音が部屋に響き渡る



「…あんんっ、やあっ、」

「…はあっ、何?、俺のでクリ押しつぶされて…はっ、気持ちいの?」

「…う、ん…」


ぬちゅ、ぬちゅっ、
淫らな音と熱い吐息が絡まり、理性が崩れ落ちかけると、突然私の口に流輝さんの綺麗な指が差し込まれた



「流ひひゃあ、んぐっ、?!」

「痛かったら噛んどけ、」



私の頭を抱えるようにして密着すると下腹部を一気に貫かれた



「…うんっっふううっ、!!」

「…はあっ、大丈夫、使里樹っ」

「流ひひゃあっんぐっ、、んん、!!
、」

何度も、何度も私の名前を呼びながら突かれる、流輝さん以外の事なんてなに一つ考えられない、


「っはああ、使里樹、」



ずるりと流輝さんのモノと同時に私の口からも指が引き抜かれ、抱きかかえるように深い口付けがされる、


「…はあっ、ん…、使里樹っ、」

「んんんっ、」


深い口付けから解放され、必至に呼吸を整える
優しい眼差しで覗かれると私の涙の後を拭うようにキスを落とした



「流、輝、さあ、」


ぎゅうっ、と抱きつくと流輝さんは優しくキスをしてくれた


ぼうっと流輝さんを見上げると、首元に顔をうずめ、まさかの一言





「あー、ムリ、逃がさね、」




掠れた声で言われた瞬間、再び身体を貫かれる、



(逃げるわけ、ないじゃない、どうか逃がさないで、)



私は祈るように流輝さんの指に自分の指を絡ませた



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あきゅろす。
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