[携帯モード] [URL送信]

皇桜学園物語
家族はよく見ています@
「…確かに良さそうだな。」

すると、柾父が春日の頭を撫でてきた。

「でしょ?」
「お前がそこまではしゃいでいるのを見たのは久しぶりだな。」

春日が嬉しそうに柾父を見ると、柾父も穏やかに笑いながら春日を見た。

「手紙見てる限りだと、いじめが起こってたようだから一応心配はしていたんだがな。」
「大丈夫だよー。ちゃんとやられた分はやり返したし。」
「それでこそ俺の子だな。で、だ。」

ニコニコ笑いながらそう返すと、いっそう髪をぐしゃぐしゃにかき混ぜたあと、雰囲気を戻した。

「さっきの事情、俺が関係あるように見えるが間違いないよな?」

そして、話を蒸し返してきた。


[*前へ][次へ#]

8/48ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!