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嫌われ&クローム孤立 PROROGUE風



どうして誰も信じてくれないの?


どうして皆そのヒトの言うことを信じるの?


どうしてボスはそんな目で私を見るの?


私の話を聞いて……。


私の話をちゃんと聞いて……!



私は……私はボスに苛められたりなんてしてない!!



「沢田!聞いたぞ!」

「またクロームさんのこと苛めたんだってな!」

「さいってー!」

「クロームさんは転校してきたばっかりなんだぞ!?」


違う違う違う!!

みんなみんな違う!!

ボスは私を苛めてない!!



「クロームちゃん……隠す必要なんて無いのよ?みんなで守ってあげるから」


黙って!

貴女が全て仕組んだことじゃない!!

お願い皆、聞いて!!

悪いのは全部このヒトなの!!

……どうして私の声は皆に届かないの!?



「クロームちゃんから聞いたわよ、沢田くん!昨日またクロームちゃんに嫌がらせしたんですってね!!」


ああお願い……そのヒトの言うことを真に受けないで……


「……クローム……どうして……?」


違うの、ボス……

私は裏切ってない

私はそんなこと言ってないの……

お願い、信じて

お願い、そんな悲しい目をしないで

お願い……ボス……




「アハハハハ!ぜーんぶ私の思い通り!アイツさえ……沢田さえいなきゃアサリなんて簡単に潰せるわ!精々守護者共はその間、悲劇の人形を取り囲んで騎士面でも気取っていれば良いのよ!アハッ、アハハハハッ!」



これは嫌われた大空と、

信じてもらえなかった霧の物語




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