玲side☆LOVE STORY ページ:3 月明かりの中、リリの身体からスルリと落ちていくバスローブ。 必然、俺の目の前には全裸のリリ。 あまりに綺麗で艶めかしいリリの身体に、俺の手は自然とリリへと吸い寄せらていく。 「玲さん……触って?」 魅力的な誘い……だが、さっきから気になるこの匂い。 そして明らかに可笑しいリリのこの行動。 「リリ、お前……何飲んだ?」 「何って、ジュース!」 何が可笑しいのか、急に爆笑し出したリリ。 俺は思わず舌打ちをした。 晴輝の奴、リリに酒飲ませやがった。 腹が立って仕方ねぇ中、俺は未だ爆笑中のリリを抱き抱えた。 柔らかいリリの身体を撫でていると、何時しか苛立ちも治まっていた。 リリは俺が苛立っていたのを知ってか、知らずか、酒に酔った勢いで積極的にキスをしてくる。 「玲さん玲さぁん、だぁいすき」 ……可愛すぎるだろ……。 [*前へ][次へ#] |