〜hot chocolate〜 16 カポッ…カポッ…! 「ぅぐ…うぐっ…!」 熱い口内。拒絶する舌。嘔吐く喉。 ガポッ…ガポッ…! スラストを繰り返す。 「んう…んうっ…!」 溢れる涙。飲み込み切れず顎を伝う涎。シャブっている事で感じているのか雫を流し勃起した祐輔のペニス。 (…ハッ、イきそうだ) 「イきますよ!全部、飲んで!」 喉奥へ突き挿し、白濁を放つ。 どくどくどくりっ! 「うぐっ?!」 最後の一滴まで、祐輔へ含ませる。飲むまで、ペニスは抜かない。祐輔もソレを悟ったのか、飲み込み始めた。 コクリ… 肉棒で軽く突き上げ、全て飲み込むよう促す。コクリコクリと、ゆっくりと喉が動き、飲み下していく。 時間をかけ、ようやく、飲み終えた。 イラマチオのお陰で、一先ず、勃起は静まった。ペニスを口内から引き抜くと、ザーメンが糸を引いた。それを見て、肉棒の先端で、白濁でルージュを引くように唇をなぞってやった。 「…ケホッ!…ケホッ…!」 喉に絡むのか、祐輔が噎せ返る。 その隙に、下半身へまわる。後孔へ咥え込ませたオモチャで三度、勃起した祐輔のペニスに再びブジーを挿し込む。 「ふああああ!」 更に飲み込ませたままのローター、挿し込んだバイブ、二つの振動のメモリをマックスにする。 「んあああああんっ!」 そして、健気に勃ち上がり、震えるピンクの二つの果実。 ギリッ! 両の乳首を捻り上げた。 「ひやああああんっ!」 びくびくびくっ! 祐輔が、仰け反り、二度目の射精ナシの絶頂を迎えると、意識を失った。 (ちょうどイイ) ペニスをしまう。 これから一旦、祐輔の拘束や玩具を外し、自宅に連れ込むつもりだ。教師である自分が『授業のコトで、訊きたいコトがあるそうなので、少しお預かりしますが、ちゃんとお送りします』とでも、祐輔の家へ連絡を入れれば、少し遅くなっても大丈夫だろう。 まずは、卑猥に飾られたまま、ぐったりとしている祐輔を眺めながら、片付けを始める。 ドンッ ―――ドアから音がした。 外から、相当な力が加えられている。 ドンッ かすかに、叫び声が聞こえた。 (気付かれたか) 堂本か相田か、あるいは両方にか―――。 (残念、ここまでか) ドンッ! …ミシッ ドンッ! ……ミシシッ! 衝撃音が大きくなる。 バキッ! 二人がかりで体当たりに、蹴りを繰り返したのか、遂に、ドアを蹴破られた。と、すう…と室内に新鮮な空気が流れ込んできた。 背を向けていたドアにゆっくりと振り返った。 自分の肩越しに、数台並べられた机の上で、縛られている祐輔が堂本達に見えたのだろう、堂本が突然スイッチが入ったロボットのように堂本が殴りかかってきた。 が、ソレを軽く受け流す。 次に、相田が蹴りを入れてきた、が、そちらも軽く流す。その時、 「……ぅあっ…」 祐輔の声が漏れ聞こえた。 二人共、祐輔の呻き声に気を取られた、その隙に、自らのカバンを拾い上げると、駆け出した。 [*前へ][次へ#] [戻る] |