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橙ネコと氷雪の隊長

 一護たちは近くの定食屋に立ち寄った。

「おばちゃん、わたしは日替わりAお願いします。」
「あたしはBね。」
「んー、オレは……焼き魚定食で。」
「分かったよ、出来るまで待ってな。」

 恰幅のいいおばさんはそう言うと裏に戻っていく。

「で、何があったの?」

 お茶をすすって一護を見る乱菊の目はいつになく真剣だった。

「うーん、どこから話せばいいのか分からないけど、まあ、オレが最初だと思うところから話すよ。」

 一護は自分が尸魂界についてからしばらくしてからの話を始める。

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